家の修理 ー 電気編

購入した中古物件は、住んでみると、本当に色々と修理する箇所を発見。物件は二回見たけれど、その時には全然考えていなかった問題が住んでみると、わかるものですね。
ブリスベンは年間を通じて温暖な気候で、冬でも昼間は23度ほどあり、夏場は37度は超えます。それなのに、エアコンがない!!今は冬なので、快適に過ごせますが、このままでは夏が恐ろしいことになります。加えて、赤ちゃんが産まれたら、絶対にエアコンは必要。
電器屋でエアコンを買うと、そのお店が取り付ける業者を手配してくれることもありますが、私たちは、エアコン取り付けなどをしている、工事業者に依頼しました。業者がどこにどのように取り付けるのか見た時に、「電気のセーフティースイッチがない」ことがわかりました。どうやら今では100件に1件の割合でしかこのセーフティースイッチがないらしく、入居後3か月以内に取り付けないと、市役所から罰金とのこと。家を買う時に、そんなこと全然知らなかった私たちが悪いのですが、完全に見落としていました。わかっていたら、もう少し値段交渉もできただろうに。。。取り付けは、平日のみ。しかも1日掛かり。電力が完全に落ちるので、家で暇しているだけに。。。仕事も休んで、ひたすら工事が終わるのを待つ。夕方。工事の人が「もう遅くなってきて、終わらなかったからまた今度きます。」と言って帰って行った。ええええ、そしてまた平日。結局3日に渡り工事をして完了。オーストラリアは、働く環境に恵まれているけれど、サービス業の労働環境も恵まれているのか、消費者にとっては結構不便。。。。そして、最低賃金が高いのはいいけれど、工事代金も、時間制の部分は、結構なお値段。
とにもかくにも、なんとかエアコン取り付けと、安全スイッチ取付と、ネズミが噛み切ったケーブルの修理と、将来的にウォシュレットをつけるためのコンセントと、そして1日目の工事人が間違って開けた穴を塞ぐ作業が終わりました。壁の穴を見つけた時は、びっくりしました。
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恵まれた仕事環境

今の仕事は、とりあえず1年契約で、その後更新か契約終了か、というポジションでした。オーストラリアに来て、フルタイムの正社員の仕事はやっぱり見つけるのがなかなか難しかったというのが正直な感想。働き始めて4か月余りで妊娠の報告をした後、「1年経たずに産休に入ってしまうし、契約はその時点で終了だろうなあ」と思っていました。実際、契約社員で1年未満の場合は、妊娠していようが、会社としては契約終了をしてもいいことになっています。しばらく、その不安で悶々と過ごしながらも、「年齢的に子供を授かれるのには限界があるけど、仕事はまた見つかるかもしれないからね」と自分を慰めていました。
仕事を始めて5か月目のある日。上司に呼ばれたので、恐る恐る上司のオフィスに行くと、なんと正社員にしてくれるというではありませんか。本当に驚きました。正社員だと、会社を辞めずに産休も取れるし、その後も同じポジションに復帰できることが保証されているから、とのこと。産休手当は、12か月以上勤務している人だけという社内規則も、変更して、それ未満の人は上司と取締役会の判断による、という文言に変更してくれるという。なんて素晴らしい会社でしょう
!本当にラッキーだと思いました。会社全体は大規模な会社ですが、チームはこじんまりしているので、小回りが利くというのもあったかもしれません。上司と部長と人事には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これで仕事のことについては、安心して出産に臨むことができます。
次の日、仕事ますます頑張らないと、と張りきりすぎて、自分が妊婦であることを忘れてしまい、仕事の後、少しお腹が痛くなり、心配になって、色々と検索することになったのでした。結局、何事もなく無事でよかったけれど、本当に、何よりも自分の健康を一番に考えないといけないなあと反省したのでした。

初めてのホリデー

仕事を初めてから、初めて10日間の休暇を取り、夫バズの故郷へ来ました。酪農家なので、周りは自然に囲まれて、本当にゆっくりできました。
家からたった10メートルほどのところにウォンバットを発見。ウォンバットはかなりシャイらしく、ちょっとでも近づくと、ささっと逃げてしまいます。少し離れたところから見ていると、お腹を掻いたり、癒されました。
もちろんカンガルーも家から見えます。カンガルーも私たちを見ると、ささっとジャンプして逃げてしまいました。それなのに、車の前に急に飛び出してきたりするので、動物たちに注意しながら運転しなければなりません。
最寄りの郵便局は、車で約15分。小さな村なので、みんな顔見知りです。各家が離れているので、郵便物の受け取りは、郵便局まで取りに行かないといけません。井戸端会議をしながら、犬をなでたりして、ゆっくりと時間が過ぎていきます。ブリスベンの街の中心にある郵便局は、いつも長蛇の列で、こんなにのんきな郵便局は初めてです。
自宅で取れたフレッシュな牛乳(妊婦は殺菌されていないこの牛乳は飲んではいけないそうです)と、村で作られたチーズと、庭で飼っている鶏から取れた新鮮な卵で朝食。
特にこれといって、特別なことはしない休暇。田舎生活もなかなかいいなあー。

妊娠19週~21週

オーストラリアでは、約20週のエコー検査があります。
超音波検査のスデージをまとめると、
① 約6週くらい:豆粒くらいの胎児のとき
② 約12週くらい:ダウンシンドローム等のリスクを計算する検査。胎児はレモンサイズ。
③ 約20週くらい:胎児がちゃんと成長しているか、色々と図るので1時間くらいかかる。この時に、もし知りたければ、男の子か女の子かわかる場合もあります。

この3回で問題がなければ、超音波検査は以上だそうです。双子や問題がある人はもう一回あるそうです。
三回目の超音波検査。今まで2Dだったけれど、今回は3Dも。なんだか砂色のミイラのようで、自分の子供とはいえ、結構怖い。「きゃーかわいいー」とはならないなあ。存在はかわいいけれども、写真はちょっとねえ。ところで、私たちは、生まれるまで男の子か女の子かは、知らないでいることにしました。どちらでも健康であればいいかな、と。でも名前は両方考えておかないとねえ。
数日後、例のGPの元へ。結果を印刷するのにGPが出間取り、無料の10分たってしまった。GPは「どうせ今週、出産病院にいくんでしょ。その時に産科医に聞いて」とだけいわれ、しかも、結果を受け付けの人からFAXしてもらうようにと、私は単にパシリにされたのでした。。。

さて、その結果を聞きに出産予定病院へ。初めての回だけ産科医との面談で、その後は4週間ごとくらいに助産師さんとなるそうです。ただ、、、、私の順番の時だけ、なぜか学生が練習で来ていて、産科医が来るまでに、前回と同じ質問をされ、同じ答えをし、そして産科医が来たときに、学生が私が答えたことをそのまま先生に伝えるという。。。時間が。。。20分しか与えられていないから、みんなむちゃくちゃ早口。そして、赤ちゃんの心音を聞く機械が古すぎ+赤ちゃんが暴れまくり雑音が入りすぎて、古い機械では対応できず、新しいモニター付きの機械で音だけ見てくれたのでした。大きな病院なのに、結構全部古いんです。一番聞きたかった、20週の結果、大丈夫ですか?というのは、GPのところから送ったFAXは全く届いておらず、私が持参した結果を見ただけで、大丈夫です、とのこと。とにかく時間がなく、ものすごく慌ただしい。でも、重大な問題がないだけよかった。

同じ週に、出産予定病院RBWHが開催する母親学級にバズさんと参加しました。
同じクラスには、20週から27週の人達が夫婦で来ていて、大体20組くらいでしょうか。「タオルと水と枕を持ってきてください」と言われていて、準備万端で、バズもジムスタイルに着替えたけれど、「姿勢の練習」とか「リラックスの練習」等で、全く汗かかず。2時間のうち、ほとんどはレクチャーで、特にリラックスの練習は、ほぼほぼ仮眠状態。笑。でも、基本的な事項を「夫婦で」一緒に学べるというのは、とてもいいと思いました。このクラスで友達できるかなあ、と期待していたけれど、ほとんど夫婦で来ているし、休憩時間もないので、あまり友達できるチャンスは残念ながらなさそうです。それでも、同じくらいの週の妊婦さんたちを見ると、ちょっと元気をもらいました。クラスが終わったのは夜の8時。みんな一斉に車で帰って行った。バズと私は車がまだないので、電車で。。。。と思ったら、なんと1時間遅れ。ひょえー。ちょうどいいので適当にあったタイレストランで晩御飯。オーストラリアのタイレストランのレベルは結構高いです massaman beef curry はバズのお気に入り。どこでもだいたい美味しい。私たちが最後のお客さんだったので、テンション高いタイ人おネエのマネージャーさんらしき人が、ココナッツライスをサービスしてくれました。最近は、量は少ないけれども、まあまあふつうに食べられるようになりました。

夢のマイホーム4:実際に家を買う

最近は、どうやらオークションが人気のようです。決められた日時にいって、オークションで競り落とす。これは、他の人がいくらで買おうとしているのか、明瞭かつ良い値段で買えるそうです。
でも、私たちは、物件探し1日目にして偶然みつけた家が気に入り、オークションではなく、普通に不動産を通して買うことになりました。家の値段はついていませんでした。ついているときは、だいたいいくら以上と書いてありますが、何も値段がないと結構難しいです。そこで地域や似たような物件がいくらくらいか相場を知るのに、RPDATAというデータをブローカーや銀行から無料でもらいます。(個人で取得するには有料だから無料でもらった方がいいですね。)このデータには、築何年とかいくらが相場か等が記載されています。

まず、「この家を買うことに興味があります」というレターを「希望価格を書いて」不動産屋に出します。すると、不動産屋が、売り手に連絡をして、売り手が納得すれば、不動産屋が正式な申込書を送ってきます。その時に、実際に「いくらで買いたい」と記入して、不動産屋経由で売り手に行きます。売り手は売りたい値段に修正して、返送してきます。これを何度か繰り返して、疲れたところで、お互いがサインをして、合意になります。
合意した後、決められた期間以内(だいたい14日以内)に、買い手が、害虫検査と銀行のローン手続きを終わらなせないといけません。これがめちゃめちゃ大変。でも、この検査で問題があったり、ローンがおりなかったら、無料で売買契約を破棄できます。この条項は、通常の不動産売買契約書にほぼほぼ入っているそうですが、ない場合は、絶対に入れた方がいいですね。問題がなければ、合意から30日後(契約書により)に、正式に権利が書き換えられます。

<害虫検査、および建物の検査>
ブリスベンは、シロアリはかなりの問題になっており、見た目は大丈夫でも、実はもうボロボロの家だった、ということになりかねません。主に、窓枠の木の部分を叩いたり、屋根裏に上ったり、温度を察知する機械で検査してくれて、どれくらいのリスクがあるかをレポートしてくれます。また、建物の検査は、家がちゃんと規定に沿って建てられているか、住んでも大丈夫な状態なのか等を調べて、これまた長―いレポートをくれます。これらのレポートを見て、問題があれば、さらなる値段の交渉をしたり、深刻な場合は、売買契約を破棄します。私たちは、建物の検査で、ベランダと庭に続く外の階段に安全上の問題があり、値段交渉をして、少し安くしてもらいましたが、今から思うと、もっと強気に交渉すべきだったと思います。ちなみに各業者は自分で見つけなければなりません。

<ローンの手続き>
今になっては、もう詳細はあまり覚えていませんが、ブローカーを通して銀行のスペシャル期間限定ローンに申請していたのですが、すったもんだあり、ブローカーとも喧嘩のような言い合いをし、それはそれはストレスでした。数パーセントでも違うとやっぱりかなりの額が変わってきますから、こっちも真剣です。よく各銀行で期間限定のお得な住宅ローンキャンペーンをしているようなので、是非それを活用されることをお勧めします。なんだかんだあったけれども、本当のギリギリで間に合いました。おそらくタイムリミット1時間前くらいに全部手続きが終わった。

<弁護士>
これらすべてを取りまとめるのに、弁護士(または、住宅売買専門の法律家)を雇わなければいけません。これも自分で探すのが結構大変です。知り合いの知り合いに見積もり取ったりしたところ、結構高かったので、近所の住宅売買専門の事務所にお願いしました。ここの担当者の奥さんが日本人とのことで、関係があるかわかりませんが、結構親身になって対応してくれました。彼らは、住宅売買にかかる書類をまとめて、期限までに完了させなければいけません。
今回なんと、家の権利を、夫バズと私の半分半分で契約を結んだのですが、実は私はまだ永住権ではなく、2年間の配偶者ビザだった為、物件を購入する場合は、家の値段の3%の権利分(つまり半分の権利なので1.5%)を税金として支払わなければならないことが、この弁護士のアドバイスで判明しました。大金をはらってまで、私の権利にしなくてもいいか、と思い、私は家の持ち主から外し、バズだけの名義に変更しました。もちろん名義変更の弁護士費用もかかりますし、不動産屋通して、契約書を作り直し、さらには、ローン負担は私もしますが、家の名義部分を変更するのに、ローン申し込みが全く最初からやり直しというものすごーく大変なことになりました。
オーストラリアでフルタイムで働いて、「税金目的では、オーストラリアの住民」ということで、オーストラリア人と全く同じ基準で所得税を払っているし、もちろん消費税も払っているのに、投資目的ではなく、自分が住むために家を買うときには、「外人扱い」でさらなる税金負担。まったく納得できません!!!

<正式に家の持ち主になる日>
契約書合意から30日後、売り手の弁護士、買い手の弁護士、銀行、ブローカーが集まり、会議を開くそうです。それまでに書類は全部そろっていなければいけません。この日、会議の1時間前くらいにようやく銀行から、やっとできたみたいな連絡があり、ギリギリまで本当にハラハラ。この時をもって、正式に家が私たちのものになりました!いや、正式には、私は悲しいかな、ローンの負債半分だけ抱え、家はバズのものですがね。。。涙。まあ、私が永住権を獲得した暁には、名義を半分ずつに変える予定です。

本当に手続き、大変だった。もう二度としたくない。でも、ずっと後で、もし家の値段が上がって、新しい家を買いたくなったら、この苦労をもう一度してもいいかな。。。最初だったから、手続きの流れとかいろいろとわからないことだらけで、ストレスも多かったけれど、次はもう少し簡単にできそうな気がする。でも、30年ローン。。。。。
苦労はあったけれど、初めての一軒家暮らし、初めて家を買った、とても成長した気がする。バズとパディントンの大きな一歩です!!!