夢のマイホーム4:実際に家を買う

最近は、どうやらオークションが人気のようです。決められた日時にいって、オークションで競り落とす。これは、他の人がいくらで買おうとしているのか、明瞭かつ良い値段で買えるそうです。
でも、私たちは、物件探し1日目にして偶然みつけた家が気に入り、オークションではなく、普通に不動産を通して買うことになりました。家の値段はついていませんでした。ついているときは、だいたいいくら以上と書いてありますが、何も値段がないと結構難しいです。そこで地域や似たような物件がいくらくらいか相場を知るのに、RPDATAというデータをブローカーや銀行から無料でもらいます。(個人で取得するには有料だから無料でもらった方がいいですね。)このデータには、築何年とかいくらが相場か等が記載されています。

まず、「この家を買うことに興味があります」というレターを「希望価格を書いて」不動産屋に出します。すると、不動産屋が、売り手に連絡をして、売り手が納得すれば、不動産屋が正式な申込書を送ってきます。その時に、実際に「いくらで買いたい」と記入して、不動産屋経由で売り手に行きます。売り手は売りたい値段に修正して、返送してきます。これを何度か繰り返して、疲れたところで、お互いがサインをして、合意になります。
合意した後、決められた期間以内(だいたい14日以内)に、買い手が、害虫検査と銀行のローン手続きを終わらなせないといけません。これがめちゃめちゃ大変。でも、この検査で問題があったり、ローンがおりなかったら、無料で売買契約を破棄できます。この条項は、通常の不動産売買契約書にほぼほぼ入っているそうですが、ない場合は、絶対に入れた方がいいですね。問題がなければ、合意から30日後(契約書により)に、正式に権利が書き換えられます。

<害虫検査、および建物の検査>
ブリスベンは、シロアリはかなりの問題になっており、見た目は大丈夫でも、実はもうボロボロの家だった、ということになりかねません。主に、窓枠の木の部分を叩いたり、屋根裏に上ったり、温度を察知する機械で検査してくれて、どれくらいのリスクがあるかをレポートしてくれます。また、建物の検査は、家がちゃんと規定に沿って建てられているか、住んでも大丈夫な状態なのか等を調べて、これまた長―いレポートをくれます。これらのレポートを見て、問題があれば、さらなる値段の交渉をしたり、深刻な場合は、売買契約を破棄します。私たちは、建物の検査で、ベランダと庭に続く外の階段に安全上の問題があり、値段交渉をして、少し安くしてもらいましたが、今から思うと、もっと強気に交渉すべきだったと思います。ちなみに各業者は自分で見つけなければなりません。

<ローンの手続き>
今になっては、もう詳細はあまり覚えていませんが、ブローカーを通して銀行のスペシャル期間限定ローンに申請していたのですが、すったもんだあり、ブローカーとも喧嘩のような言い合いをし、それはそれはストレスでした。数パーセントでも違うとやっぱりかなりの額が変わってきますから、こっちも真剣です。よく各銀行で期間限定のお得な住宅ローンキャンペーンをしているようなので、是非それを活用されることをお勧めします。なんだかんだあったけれども、本当のギリギリで間に合いました。おそらくタイムリミット1時間前くらいに全部手続きが終わった。

<弁護士>
これらすべてを取りまとめるのに、弁護士(または、住宅売買専門の法律家)を雇わなければいけません。これも自分で探すのが結構大変です。知り合いの知り合いに見積もり取ったりしたところ、結構高かったので、近所の住宅売買専門の事務所にお願いしました。ここの担当者の奥さんが日本人とのことで、関係があるかわかりませんが、結構親身になって対応してくれました。彼らは、住宅売買にかかる書類をまとめて、期限までに完了させなければいけません。
今回なんと、家の権利を、夫バズと私の半分半分で契約を結んだのですが、実は私はまだ永住権ではなく、2年間の配偶者ビザだった為、物件を購入する場合は、家の値段の3%の権利分(つまり半分の権利なので1.5%)を税金として支払わなければならないことが、この弁護士のアドバイスで判明しました。大金をはらってまで、私の権利にしなくてもいいか、と思い、私は家の持ち主から外し、バズだけの名義に変更しました。もちろん名義変更の弁護士費用もかかりますし、不動産屋通して、契約書を作り直し、さらには、ローン負担は私もしますが、家の名義部分を変更するのに、ローン申し込みが全く最初からやり直しというものすごーく大変なことになりました。
オーストラリアでフルタイムで働いて、「税金目的では、オーストラリアの住民」ということで、オーストラリア人と全く同じ基準で所得税を払っているし、もちろん消費税も払っているのに、投資目的ではなく、自分が住むために家を買うときには、「外人扱い」でさらなる税金負担。まったく納得できません!!!

<正式に家の持ち主になる日>
契約書合意から30日後、売り手の弁護士、買い手の弁護士、銀行、ブローカーが集まり、会議を開くそうです。それまでに書類は全部そろっていなければいけません。この日、会議の1時間前くらいにようやく銀行から、やっとできたみたいな連絡があり、ギリギリまで本当にハラハラ。この時をもって、正式に家が私たちのものになりました!いや、正式には、私は悲しいかな、ローンの負債半分だけ抱え、家はバズのものですがね。。。涙。まあ、私が永住権を獲得した暁には、名義を半分ずつに変える予定です。

本当に手続き、大変だった。もう二度としたくない。でも、ずっと後で、もし家の値段が上がって、新しい家を買いたくなったら、この苦労をもう一度してもいいかな。。。最初だったから、手続きの流れとかいろいろとわからないことだらけで、ストレスも多かったけれど、次はもう少し簡単にできそうな気がする。でも、30年ローン。。。。。
苦労はあったけれど、初めての一軒家暮らし、初めて家を買った、とても成長した気がする。バズとパディントンの大きな一歩です!!!
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夢のマイホーム2:いくらくらいの家が買えるのか?ローンの設定

家を買うといっても、今のお給料でどれくらいのローンが組めるのか?どれくらいの家が買えるのか?そもそもオーストラリアのローンのシステムはどうなっているのか?等々わからないことだらけ。
とりあえず、いくつか銀行に直接話を聞いてみました。ホームローンのことで話したいと言って予約を取りました。

① NAB(ナショナル オーストラリア バンク)オーストラリアでは大手銀行
予約していた時間に銀行にいって、説明してもらいました。自分たちの給料と負債と、あと買いたい家は、投資目的かまたは住むためか、頭金可能額といった大まかなことを聞かれました。30年ローンで今の賃貸家賃にちょっとプラスしたくらいのローン返済で、、、
「ローンの方はとりあえず大丈夫そうです、でも二人とも外国から移住してきたので、信用度履歴が考慮されないので、履歴無というのは信用なしともみなされかねません。クレジットカードを作ることをお勧めします。」
外国でいくらクレジットカードあったって、優良カスタマーだって、この国じゃ考慮されないそうです。
「プレアプルーバル(事前に銀行からローンOKもらうこと)」をご希望でしたら、これこれの書類おくってくださいね。」
この担当者はかなりの若者で情熱的に語ってくれたが、私たちはどうももうちょっと調査が必要と感じたので、その後特に連絡は取らず。

② コモンウェルス銀行 (これもオーストラリア大手銀行)
住宅ローン担当者が週末の夜にわざわざ家に来て説明してくれた。内容は①の銀行とほぼ同じ。40代くらいの人で、なんとなく「俺デキル」オーラが出ていて、うるさかったので、私はほとんど何も聞いていなかった。

③ ムーゲージブローカーというのがいるらしいと職場で聞いてきて、そのうちの一Aussie という店に行ってみた。
ムーゲージブローカーとは、様々な銀行の住宅ローンなどを取り扱っていて、一つずつの銀行に問い合わせたり比較しなくても、一挙に比較して一番金利が安いまたは便利な銀行を紹介してくれるという人達。いいところは、この人達に私たちは手数料を払わなくてもよく、銀行が彼らに成功報酬を払うらしい。私たちの担当者は、気のいいおっちゃんで、英語や説明もわかりやすく、土曜日にも関わらず、お店を私たちだけの為に開けてくれた。ブローカーは銀行から手数料もらっているから、どうせお気に入りの銀行を紹介してくるんだろう、と思っていたけれど、そういうことはなく、自分たちの提携の銀行とは別の銀行もまぜて、パソコンで算出したベストマッチトップ10くらいを紹介してくれて、それぞれの利点問題点を丁寧に説明してくれた。

そこで学んだのは、「オフセットアカウント」。
ローンは固定金利か変動金利か選ぶこともできるし、二つを組み合わせることもできる。大体の銀行が、固定金利はずっと固定というわけではなく、1年とか2年の間は安めの金利で、その後はちょっと高めの変動金利に移行される。変動金利はこれから金利が上がるのか下がるのかわからないところが悩みどころ。ただし、ここで「オフセットアカウント」というのが利用できる。これは、現預金口座(銀行によって1口座から10口座まで)にある現金(普段の生活費などなどに使う現金)をオフセットアカウントに指定すると、その分の金利はローンとオフセットされて、払わなくてもよくなる。(日割り計算)。これはすごく便利ですね!全然しらなかったー。
RPデータという存在も知る。
家の値段がいくらくらいか、とか何年に建てられたとかのデータ。普通の人は見れないけれど、ブローカーや銀行に、知りたい家の住所を言うと、データを無料で送ってくれる。家の値段が交渉次第になっていることが多いので、だいたいの目安としてとても使えた。

私たちはこのブローカーを利用することにした。
パスポートコピー、2ヶ月分の給料明細、SUPER(オーストラリアの年金)等を送付して、ブローカーへの登録は完了!私たちは他に家も持っていないし(初めてのマイホームですから)、他に負債もないし(資産もほぼないけど)、車もないし、結構簡単なケースなんです。もっといろいろな複雑な人はいるかとは思います。

これで、家が買える目途が立ちました。豪邸は買えないけれど、郊外の庭つき一軒家、夢のマイホームプロジェクト、始動!!!!

夢のマイホーム1:どんな家が買いたいか夫婦で相談

ブリスベンの住宅スタイルは主に下記のように分かれます。

① 家:庭やプール付きも一般庶民でも夢じゃない。

―伝統的なクイーンズランダー家(ブリスベンのあるクイーンズランド州のスタイル)
これは、とってもかわいらしい家で、ほとんどの住宅地で見かけることができます。木造高床式です。 
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―煉瓦作りの家。平屋が多い。高床式ではないので、結構暑く、また洪水地域にある場合は、注意が必要です。
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② ユニット(英語でマンションは豪邸なので、日本語のマンションはユニットという)
街の中心部に多く、最近の建物だと日本と同じようにジムなどの設備もある。ブリスベンではアパートの供給過多で、手ごろな値段で買える。

③ タウンハウス
一軒家みたいだけれど、隣の人と壁がつながっている。2件だけくっついていたり、何件もくっついていたり。共有のプールがあったりするので便利。家よりもお手頃な価格。
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ユニットはメンテがいらず、街の中心に手ごろな価格で買えるのですが、なにせ夢のマイホームはやっぱり「家」らしい「家」にしよう、ということになりました。タウンハウスも考えましたが、マイホームには少し大きめの庭が欲しいなあという希望で、街から少し離れても、電車の駅から近い家にしよう、と決めました。ブリスベンは暑い時期が長いので、庶民でもプール付きの家に住んでいますが、メンテが大変なのと、暑い時期は本当にむちゃあつくて夕方にならないととてもじゃないけど泳げないので、庭だけにしました。

ブリスベンではロンドンほど地域の格差がなく、ほぼ大丈夫な地域が多いです。それでもやっぱりあまりよくない地域だと、家の感じ(手入れがされていない等)でなんとなくわかります。でもロンドンみたいに、本当に危険を感じる地域がないというのはとても安心して住むことができると思います。

さて、バズとパディントンの夢のマイホームは手に入るのでしょうか??

夢のマイホームプロジェクト始動!

ブリスベンに移住してきて早半年!時がたつのは本当に早いです。
夫バズの家族はとても優しくしてくれるけれど、二人ともここブリスベンで友達がまだいない。。。機会がないとなかなか友達作りは難しいのよね。そして、半年もいて、積極的に友達作りに参加していないというのもあるけど。
それで、週末はもっぱら夫バズの兄弟姉妹の家族と会ったり、散歩したり、掃除したりしております。賃貸のマンションもまだちまちましたものは必要だけれど、ほぼ落ち着きました。

そこで、「夢のマイホームプロジェクト」を始動しました!
夫バズの長年の夢マイホーム。ブリスベンに移住してきたのも、ロンドンやシドニー等に比べると、家の値段が安いので、買える可能性があるから、という理由もあります。でも、家の値段はどんどん上がっていて、今はローンの金利も4%くらいと落ち着いているので、早めに買ってしまおう!ということになりました。毎週の家賃に少しプラスアルファで買えるくらいの現実的な家なら、資産になる家を買った方がいいんじゃないか、という考えです。オーストラリアでは20代後半に家を買う人が多く、その後、生活スタイルの変化に伴って、家を何度か買い替える人が多いようです。私はこの年になるまで一度もマイホームという夢を持ったことがなく(ふらふらしていたのとお給料が低すぎたので。)初めての試みです。はじめは夫バズの情熱と私の間にかなりの温度差がありましたが、プロジェクトを始動して数週間、私もじわじわと真剣になってきました。

家を買うのは、人生で一番大きな買い物。全く不動産知識のない私(今回の賃貸で初めて不動産屋と話すというレベル)と、ロンドンとブリスベンでの賃貸知識しかない夫バズの大きな試み。バズと出会ってから、国際結婚、配偶者ビザ、移住のもろもろ、そして今回と、何かと忙しい人生です。これから少しずつマイホームについて書いていこうと思います!