スペイン再訪

週末にスペインを再訪してきました。美味しい食を求めて。。。
mercado_convert_20140521050320.jpgマーケットにて各種ピンチョスとサングリア

マドリッドにいるスペイン人友達バネッサを訪ねて。そう、彼女とは、ロンドンに来て初めてのホームステイで知り合った。めちゃくちゃなホストマザーに二人で力を合わせて戦った、「戦友」である。笑。当時はお互い英語もあまりできず、会話もお互いに辞書を使っての会話だったなあ。それからかれこれ3年半。彼女はスペイン人に英語を教えるまでになり、私は英語も使って仕事をしている。今思うとすごい成長だなあ。

スペインは、やっぱり太陽の日差しが強い。ものすごく違う。ロンドンの太陽がフルパワー出しても到底かなわない強さ。2回目のスペインは、ちょっと慣れたものだ。バールに行って、適当にピンチョスと呼ばれる、いわゆるオードブルのようなものをつまみつつ、ビールを飲む。私はそんなに飲めないのだけれど、ビールの小さいカップは、カニャというものなら2杯くらいは飲める。バールのカウンターの背の高いいすに腰掛けて、とりあえずカニャを頼む。それから、イカだのサーモンだのなんだの様々なピンチョスを選ぶ。前回スペインに来たときは、かわいらしい女の子だったのに、パディントン氏もずいぶんおっさんになったものです。ウィンドウショッピングでかわいいアクセサリー屋を見ていると、お店の人から、サンプルのお花飾りをもらった。それをバネッサと二人で髪につけて、夏の輝く女子二人!テンション上がる。もう子供じゃないけど、お花飾りなんてもらうとさ、うれしくなるでしょ。やっぱし、私はまだまだ女子です。おっさんじゃないです!バネッサと前回偶然見つけた、イベリコハム専門店がどこにあったか思い出せず、ウロウロしていたら、今回も偶然見つけた!!感動の再訪!それなのに、また名前を覚えられなかった。。。悲しいかな。とても大きな通りに面している小さな店。
Don+Jamon_convert_20140521045940.jpgご満悦のパディ氏

それから、pan con tomateというバゲットスライスしたやつの上につぶしたトマトを塗ったもの、の上に、イベリコハムなどを乗せてたべる。ああ、幸せでござる。ロンドンに持って帰るのに、5J(シンコ・ホタス)という最上級イベリコハムを買った。だって、イケメンお兄さんに、ちょっと味見したいっていったら、普通に1切れくれて、それがもう口の中でとろける様にうまかったのだから、買わないわけにはいかない。ロンドンで寂しくなったときに食べよう。

スペインでは時間がゆっくり過ぎる。お昼ごはんは2時ごろらしいが、私は朝10時くらいから、何かと食べ続けていた。そして、サンサンと日が照る午後に1時間ほどシエスタ(昼寝)。いいんだ、今回の旅は観光というより、何かおいしいの食べるのが目的だから。午後の6時くらいは、メリエンダ(おやつ)。パン屋(といっても、パンじゃなくてパイとかクッキーとかケーキを専門に売っている)ところに買いにいった。手のひら2つ分くらいの源氏パイを3つ(3つで2つ分とかさ、思わず沢山買ってしまう。)、なんだかよくわからないけど、クリームが入ったパイだのチョコが入ったパイだのを色々買った。(大きさは1口サイズが主流なので、10個くらい買ってしまう。そして、ここでもまた、お店のお姉さんが、クロワッサンを試食にくれたので、それも買ってしまった。ああ、お腹いっぱい。
日没が9時ごろ。まだまだ明るいので、とりあずバルをはしごする。そして夜10時半ごろの夕食(というか、バルのはしごですでにお腹いっぱい)なのに、タパスを食べる。スペイン語の動詞で「tapear」(タパスを食べる)という言葉を知った。お店で「夕食ですか?タパスですか?」と聞かれたから。そんな動詞が存在するんだねえ。さすがスペイン。そうそう、私のスペイン語能力。もちろん落ちています。言われたことは、99%わかったけれど、自分の言いたいことが上手くいえないもどかしさ。

次の日、さすがに1日中食べ歩きは、結構きついと思い、マドリッドから電車で約2時間のアビラという町に行った。電車の切符は往復で買ったけれど、帰りの時間が満席で、滞在時間3時間。全く事前勉強なしで、日帰りできるところから適当に選んだので、アビラがどんな町か全くわからず。小さい町っぽいから3時間も滞在しないかな?行きの電車で、車掌さんが切符を点検してくれるときに、聞いてみた。「アビラの往復買ったのですが、帰りの電車、もしかしたら少し早い電車に乗ることもできますか?」と。中年の車掌さんは、驚いた顔で、「あんた、アビラに観光に行くのか?まったく3時間なんて全然時間足りたいよ!!ちょっと待ってて、全員の切符をチェックしたら戻ってくるから。」と言い残して、2分ほどで帰ってきた。そして、私の向かいの席に座った。「あのね、よくお聞き、アビラはすばらしいよ。ほんと~に美しい。古い町並みをゆっくり散歩して、カニャ、タパス、カニャ、タパス、と、こういう風にポンポンポンという調子で飲み食いしていたら、気付いたら3時間どころか1日たっちまう。3時間もせずに帰って来るのは、君の勝手だけどね、そしてチケットも問題ないけどね、3時間弱で帰ってくるのなら、それは全くアビラを見なかったということだから、僕は本当にそのことに対して怒ってしまうよ。スペインはすばらしい歴史が沢山あるんだ。」と、ここで次の駅に停車、新しい乗客の切符をチェックして再び。「紙に地図を書いてあげるよ。」と地図を書いてくれて、おススメのお菓子屋、沢山お店があるとおり、観光で見るべきポイントなどを、約30分に渡って説明してくれた。最後には、私は「車掌さん、ごめんなさい、私がアビラを侮ってました。ちゃんと楽しんできます。色々と情報ありがとうございました。」と言ったところで、どうやら大きな駅に停車し、沢山乗客が乗ってきたので、車掌さんもようやく仕事に戻ったのでした。隣の席にいた、若いスペイン人女の子(何かの祭りで使うドレスの最後の仕上げをしていて、そのカラフルなドレスの色とスペインの太陽と彼女の笑顔がとても印象的だった。)は、「あの人めっちゃ興奮してしゃべりまくっとったなあ。お疲れ。」と言って爆笑していたのでした。
 実際アビラはどんなんだったって?車掌さんのおっしゃるとおりでしたよ。そして私は地図なくても、車掌さん手書きの地図を頼りに町歩きができたのでした。すごい!途中で日本人のおばちゃんに出会った。退職してから2週間ほどの一人旅をしているらしい。英語が少しできるようだったけれど、その年の一人旅女性はあまりみかけない。すばらしいことだと思う。旅をするには、何より健康でなければならいし、そして英語がペラペラというわけではないのなら、不安はつきもの、勇気がいるだろうなあ。どうやらお昼ご飯は、小食なので、1人だといつも食べきれないから、ということで、ベンチに腰掛けていたので、「一緒にランチしませんか?」とパディントン氏がナンパしたのでした。私も1人旅の気持ちわかる。色々な種類食べてみたいけど、沢山注文できないし食べきれない。アビラでは、ステーキが名物だそうで、早速ステーキを注文した。やわらかくておいしい!ちょっと日本のステーキに似ている!テラスでステーキとガスパッチョ(冷たいトマトのスープ)と、名前忘れたけどポテトの伝統料理と、アイスクリームと、カスタードにビスケットが乗った伝統デザートを食べた。そうこうしているうちに、3時間はあっという間にすぎて、予定の電車にダッシュで駆け込んだはいいが、間違った電車に乗ってしまったのでした。(アビラとマドリッドの途中にある観光地も行くはずだったのに、ノンストップに乗ってしまったので、観光できず。。。)
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こうして、スペインの短い週末は終わったのでした。ああ、またスペイン行きたい!絶対また行く!待っていろよ、スペイン!
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スペイン旅行記⑪ 最終回! 1/6 トレド→マドリッド→ロンドン帰国

いよいよ最終日!トレドの朝は曇り、ちょっと風つよい。町が小高くなっているからというのもあるのだろうか。
今日は、子供たちが楽しみにしていたレジェス・マゴスの日。そして祝日。。。店閉まってる!!!私の考えが甘かった!ほとんどの観光地、店、レストラン、閉まってる!荷物になるから最後の最後にお土産やら買おうと思っていたのに!
坂道をどんどん昇り、観光地アルカサルへ。はい、閉まってました。カテドラルへ。はい、閉まってました。この日はほとんど高台から景色を眺める、という一日でした。それでも、世界遺産の旧市街は、町を歩いて景色を眺めるだけでも楽しかった。いくつか小さな観光地は開いていたけれど、行く場所がない観光客がいっぱいいて私は入らず。いくつか開いているお店をチラチラみつつ、町をぐるぐる歩きまくった。この町も迷う迷う。途中で全く方向がわからなくなり、人に聞くと、予想していた場所と180度違う場所にいたり。。ランチはレストランでコースをたのんだ。自家製スープがおいしかったなあ。あ、そういえばソパデアホ(ニンニクスープ)食べてないや。
IMG_1351_convert_20110205072009.jpg橋から見たトレドの町

午後にまた電車に乗り、マドリッドへ向かう。スペイン5日間パスを使っていたのだが、車内でこの日は実は6日目だったことに気付いた。。。。ちゃんと計算していたつもりだったのだけど、最後のトレド→マドリッドを忘れていた。もうすでに電車に乗ったし、車掌さんがチェックに来ないことだけを祈った。観光客でも「知らなかった」や「英語もスペイン語もわかりません」は通らない。容赦なく罰金が科せられる。いくらか知らないけど。結局何もチェックがなく(実は電車に乗る時にチェックされたが、かなり適当にしか見てなくて普通に通ってしまっていた)マドリッドに到着。
忘れてたマフラーをバネッサが届けてくれて、急ぎ足で空港へ。
空港では、なんと本当に日本人か検査された。日本語の「名前」、「住所」、「所有者記入欄」を英語に翻訳しなさい、と言われ、この旅行でスペイン語の方を使っていたので、しどろもどろになっていると、ますます怪しまれてちょっと時間がかかった。しかも「所有者記入欄」って英語もスペイン語もわからず、混ぜて「えっと、このパスポートをもっている人が記入する欄なのですが、私は記入してなくて。。。」と説明するハメになった。最後には「よし、通ってよろしい」と言われたけど。こんな簡単な英語でひっかかってしまい、赤面しながら搭乗。
楽しかったスペイン旅行もこれで終わり。ライアンエアーでロンドン・ガトウィック空港夜8時ごろ無事に到着。

が、「家に着くまで旅行です」笑。
空港からロンドンブリッジに行く電車が分からない。。。。2回も間違えて乗って、あらためて3度めの挑戦。と、大きな大きな荷物を抱えて、頭に黒い大きな羽と花のカチューシャをした女の子が、こんなにキョロキョロしている私に「ロンドンブリッジに行く電車はこれ?」と聞いてきた。私もわからないのよう。2人で一緒にイギリス人っぽい女性に尋ねてやっと電車がわかった。この女の子はロンドンでアートを勉強しているイタリア人で、イタリアにクリスマスで帰省していてその帰りらしい。かっこいい顔にピアスが沢山あり、笑うと前歯の歯茎にまでピアスがあった。同じ方向なので一緒に電車に乗って、それぞれのクリスマス休暇について話した。彼女はイタリアから大量にお菓子をもって帰って来ていて、パンパンのリュックを開けると、所狭しとお菓子が。その中でもお勧めの一品グミをくれたので2人でむしゃむしゃ食べながら無事にロンドンブリッジに到着。
この旅行で一番陽気だったのは、このイタリア人女子だったなあ~。笑。

11日間の初スペイン旅行を終えて。。。
本当に様々な人々に助けられて無事に旅行することができました。みんなありがとう!!!感謝の気持ちでいっぱいです。
結局、先祖のルーツはわからないけれども、ラテンのノリは自分の肌に合っている気がしました。でも、やっぱり住むならロンドンが楽だな~。

最後までスペイン旅行記を読んでくれた方々、どうもありがとうございました!
IMG_1082_convert_20110205072902.jpgエビのグリルに満足するパディントン氏(in バルセロナ)

スペイン旅行記⑩ 1/5 コルドバ→トレド

この日は、沢山移動した日だった。セビリア早朝発→コルドバ1日観光→マドリッド経由でトレド夜着
セビリアからコルドバまでは、近いのになぜかAVEで40分で到着。コルドバは乗り換えとかの拠点なのか30分に1本AVEが走っていてとても便利だ。コルドバで荷物をコインロッカーに預けて、身軽な格好で観光。この町はセビリアよりも小さいけれども、グラナダとは違って、道も広めでなかなか気に入った。
朝の犬の散歩している人やランニングしている人がいる公園を通り抜けるとすぐに観光中心地へ。またフレッシュオレンジジュースを飲む。コルドバの一番の観光名所はメスキータ。ここでも学割がなく、たしか7ユーロくらいした。でも他に見るところもないので入場。モスクだけど、キリスト教の大聖堂に改装されて、なんだか不思議なところだった。赤と白のアーチがたくさんならんでいて、メッカの場所を示すミフラーブというやつもあり、真ん中あたりには大聖堂がある。
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IMG_1319_convert_20110204202151.jpgミフラーブ
ここでもベレンが展示されていた。そうそうだいたいベレンの展示されているところでクリスマスソングが流れているのだが、たまに陽気なラテンアレンジのクリスマスソングだったりするのでおもしろい。
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予想外にこのメスキータをじっくり見て、この町でもユダヤ人街を歩きまくり、また迷う。白壁の家が立ち並んでお花が飾られているのでとてもきれいだった。そしてランチはこのユダヤ人街にあるレストランへ。シーフードのフリッターとナスの炒めたみたいのとサラダとパンを食べた。そしてお土産物などをみつつ、普通に洋服屋などが立ち並ぶ町の中心街をあるき、午後3時ごろマドリッド行きの電車に乗った。コルドバは1日で十分だと思う。コルドバからマドリッドまではAVEで2時間ほど。トレドまで直通がないので、マドリッドで一旦降りる。
このマドリッドのアトチャ駅はこの旅の中で何度通っただろうか。。。乗り換えを待つあいだ、カフェで時間を潰していると、テレビでも東方三賢人のパレードが中継されていた。この三賢人がキャンディーなどをばらまき、ちびっこ達が興奮している様子が報道されていた。明日6日にみんな希望したプレゼントがもらえるだろうか。
マドリッドからトレドは40分ほど。そして、夜にトレドに到着。また夜中到着なんですが。。。そして例のごとく地図なし。。。とりあえず、町の方向に歩く。。。が、大きな川にかかる橋をわたらなければならない。車がどんどん通り、川のほとりは真っ暗。こういう場所は危険な臭いがする。橋の中心くらいで、タクシーを拾えばよかったと後悔。でも、また駅まで戻るのも怖いので、早歩きで前に進む。川からライトアップされた町を見上げるととても綺麗で写真を撮りたかったが、やめておいた。川を渡り終えるころには、のんきに散歩しているカップルやふらふら歩いている若者がちらほらいて、ちょっと安心する。
幸運なことに、またまた夜中に散歩する老夫婦発見!やっぱり丁寧に道を教えてくれました。じいちゃんが「ここをまっすぐ行って、左手にあるよ」と言ったら、ばあちゃんが「いや、右手だったと思う」といい出し、結局じいちゃんが勝って「とにかく左手を最初に見てみたらたぶんあるから」とのことで終わりだったはずが、最後の最後にばあちゃんが「なかったら右手も見てみて」と付け足して去って行った。笑。
トレドの町がこんなに坂道だとは予想していなかった。。。。川を渡ってから、急に傾斜が45度くらいになり、中サイズのスースケースを必死で引っ張って、死に物狂いだった。道が整備されているだけまだましだったけど。15分ほど急な坂を上り、老夫婦に教えてもらった地点へ。果たしてホテルは「左手」にあった。じいちゃんおめでとう。石畳を少し進み、この旅行で一番いいホテルに到着。ダブル(シングルがなかった)のバスルームつき1泊35ユーロ。ちゃんとシャンプーやらのアメニティーもあり、綺麗にされていて普通のホテルだ。トレドの坂道で運動した為、この日はすぐに眠りについた。

スペイン旅行記⑨ 1/4 セビリア2日目

セビリア2日目。朝食は上階のテラスにて。南スペインは暖かいだろうと思っていたが、意外と寒かった。。。プールもあったが、とてもじゃないが、この時期使えない。そしてマドリッドでマフラーを忘れたことに気がついた。。。シリアルとコーヒーと紅茶という簡単な朝食だったが、あるとやっぱりありがたい。

まずは世界遺産、アルカサル(スペイン王室の宮殿)へ。ここは、学生証を見せるだけで、なんと無料になった。グラナダのアルハンブラ宮殿にもちょっと似ているところがあり、またこれも増築されている。天井の装飾も相変わらずすごいなあ。ムデハル様式だのなんだのあって、私にはどこの装飾がどうなのかよくわからないけれども。
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上の階は別料金で4.5ユーロだったがなんとなく面白そうな雰囲気だったので行ってみた。近くの青年が「上の階には何があるの?学生割引あるのかな?」と聞いてきたが、私もわからなかった。。結局学割はなく、青年はあきらめた様子。上の階はかなり厳しくて、荷物チェックもあり、貴重品もふくめて一切中に持って入れなかった。パスポートもコインロッカーに入れなければならないので、イギリス人っぽいおばちゃんが「ばかげてる」とちょっと怒っていた。パディントン氏は入場可能かハラハラしたが、チラっとみられただけで、大丈夫であった。写真撮影はNG。15人ほどのグループで一緒に行動しなければならない、勝手にふらふらと他の部屋に入ってはいけないなど、厳しい。1人ずつオーディオガイドを渡され、その案内に沿って進む。セキュリティーも2人ついてくる。スペイン王室の貴重で高価な調度品の数々。贅沢な品が沢山ならんでおりました。家具や絨毯みたいなタペストリーみたいのとか、黄金に輝く時計、大理石の床、シャンデリアなどなど。イギリス王室から送られたものもあった。20分くらいのツアーだったけれど、ここは見て正解でした。あまり知られてないみたいだけれども。
このアルカサルの庭園がまた綺麗。相変わらずオレンジがあった。楽園のようでした。
IMG_1272_convert_20110202203603.jpgオレンジの木に登るパディントン氏

それからまたバルにて、軽く生ハムとチーズの昼食をとっていると、隣にすわっていたおっちゃんが話しかけてきた。なんでもセビリアでフラメンコを勉強している日本人の友達が沢山いるとか。ここで日本人まだあまり見てないけど。ちょうど今晩行く予定だったフラメンコショーにもおっちゃんの知り合いが出るらしい。本当か?日本人が踊るフラメンコとスペイン人が踊るフラメンコがどういう風に違うのかなど、面白おかしく話してくれた。

さて、午後は、スペイン広場へ。ここはちょっと歩いた。。スターウォーズの舞台になったらしいが、どこに出てきたのか全く思い出せず。普通に学生スポーツグループが運動していたけれども、馬車も通っていて、面白い光景だった。
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スペインの午後は長い。日が長いからねえ。ロンドンは3時半ごろ真っ暗になるのに、ここ南スペインは6時くらいまで確か明るかったと思う。川沿いを歩き、闘牛場へ。この冬の時期は闘牛がされていないので、中を見て、併設されている展示を見る。ここに着いたとたんに暑くなってきた。闘牛場にぴったり。英語とスペイン語のガイド付きで4ユーロくらいだった。闘牛場はけっこう広かった。でも前の方の席だと、実際に闘牛が行われるときは、ちょっと怖いかもなあ。展示品も興味深かった。有名な闘牛士(若くて亡くなっている人が多い)の服や闘牛に必要な道具とか、絵が展示されていた。
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夕方になって、また小腹がすいたので、ユダヤ人街へ。だいたいユダヤ人の地域はタパスの店が多くて、石畳の細い道が迷路のように入り組んでいる。観光地なので観光客もけっこういるが、何も考えずに歩いていると、気付いたら周りに誰もいなかったりする。そして私もそうなった。しかも方向が全くわからない。ぐるぐる同じところを歩き回る。だんだん暗くなってきた。そして段ボールに雑に書かれた注意書きを発見。「この先袋小路。めっちゃめっちゃ危険!」ひぃ~。この注意書きに気付かずに通るところだった。危ない危ない。早歩きでなんとか観光客が沢山いる通りに出る。アンチョビのボカディージョ(サンドウィッチ)を食べて、宿に戻った。

宿の近くでは、東方三賢人のパレードが行われており、小さな子供連れ親子が大勢いた。まるでディズニーランドのエレクトリカルパレードのようで、三賢人はキラキラ光る動く舞台のようなところから子供だちに手を振っていた。ホント、有名人で人気ものという感じです。

宿に戻ると、全く新しいメンバーが部屋にいた。今度は風邪をひいた韓国人の女の子たち。部屋に入るなり、なんだかキムチの臭いがするんですけどー。そして、「めっさ風邪ひいてんねん(別に大阪弁ではない)」とだけ言われて、緊張感ただよう部屋。。。ロンドンに帰ったら試験が始まるので、この狭い部屋で一晩寝たら絶対風邪うつされそう。と思い、部屋を変えてもらうことに。新しい部屋のメンバーは、カナダからのカップルと健康そうな韓国人の女の子1人。
今晩はこの宿の人が企画してくれたフラメンコショーを見に行こうツアー。20人ほど集まって、まずはタパス屋へ。カナダ人カップルも参加。同室の韓国人の子は、ゆっくり休みたいとのことで不参加。タパス屋では、カナダ人カップルに「君はスペイン語できるから、タパスのメニューが何か教えてくれ」と言われたが、ほとんどわからず。。。。無念。スタンダードなサーモンだとか豚肉とかしかわからない。。。結局英語のできる宿のリーダーに聞く。なんだかわからないけれども、適当にお勧めのメニュー、肉と魚と甘いやつのタパスを頼んでみた。小皿料理なのですぐに食べてしまう。夜10:30ごろフラメンコショーの会場へ。ラッキーなことに舞台の近くの席があったので、またタパスを注文。今度はマッシュルームのガーリック煮にした。ここは、タパスと飲み物を注文すればフラメンコは無料で見られる。同じテーブルには、金髪軍団女子とシャイな韓国人女子2人組がいた。この2人組、英語もあまりわからないので、指さしでタパス(ラムのトマト煮込み)とジャガイモの何かをオーダーしていた。飲み物も頼まなきゃならないのに、そのルールが理解できず、いらないと言い張り、ちょっと店のおやじと険悪な感じに。。。さらに、同じテーブルの金髪女子が頼んだ「ラムのハニー煮込み」を食べてしまい、金髪女子は「トマトとハニーを間違えるなんてイカレてる」とかなり怒っていた。緊張感が漂ってきたところで、情熱的なフラメンコが始まった。
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3人のダンサーが1人ずつ踊った。歌い手も頭の血管が切れそうな顔をして熱く歌い、踊り手も汗だくで足を踏みならし、近くでみていると直にその情熱さが伝わってきて面白かった。
そういえばこの人達は昼間のに出会ったおっちゃんの知り合いなのかなあ?でもそのおっちゃんの姿は見当たらなかった。夜は0時半ごろ終了。長いセビリアの一日でした。

スペイン旅行記⑧ 1/3 グラナダ→セビリア1日目

グラナダからセビリアまで普通の電車で3時間ほど。(近いのに電車が遅いので時間がかかる)お昼の電車に乗ったので、景色も楽しめた。な~んもない景色だけど、それなりに面白い。
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セビリアに着くと、理由はないけれど、すぐにこの町が気に入った。道が広くて、町が整備されている気がした。グラナダの人々のやる気のなさ(町の大きさが中くらいになりきれてない感)とは逆に、ここではなんとなく人々の活気が見られた。(到着した時間が昼間で天気がよかったせいもあるけれど。)セビリアでの2泊はバックパッカーホステルに泊まった。朝食付きで一泊20ユーロ。部屋は4人でシェア(2段ベッド2つ)とバスルームがある。ブラジル人の男2人(友達同士)と韓国人の女の子1人が同室だった。まだ夕方たったので、挨拶もそこそこに、さっそく観光に行くことにした。受付の人がガイドブックをくれて、地図と一緒に見どころを教えてくれた。セビリアの町はちょっと大きいけれど、見どころは徒歩で十分だ。カテドラルを目指してあるいていたが、道に迷った。セビリアはなんだか小さな広場が随所にあり、似ているので迷いやすい。でも偶然観光地casa pilatosに到着。小さいながらも、中庭が王宮を彷彿させて綺麗だった。
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なんだか分からないけど綺麗な彫刻と、おちゃめに振る舞うパディントン氏

夜になったので、近くのタベルナ(「食べるな」ではなくて「食べるところ」ですが。笑)にて、アンチョビとイベリコハムとチーズを軽く食べた。スペインでは1月2日より、バルやレストラン内が禁煙になったのであるが、みんなまだ慣れていないので、店内でたばこを吸おうとして、店のおやっさんが「おいおい、禁煙になったんだぜ~」と常連客に注意していた。ちょこちょこタパスをつまみながら、だらだら飲んでおしゃべりをする、というスペインの習慣がこの法律改正で変わって行くのだろうか。。。

ところで、スペインではクリスマスが1月6日のReyes Magos (東方三賢人)の日まで続く。一年間よい子にしていた子供達はこの1月6日にプレゼントをもらうので、楽しみにしているのだ。お店は1月6日を過ぎないとあまりセールにならない模様。そしてその日まではまだFeliz Navidad (メリークリスマス)と町中に書いてあって、人々は6日の為に沢山プレゼントを買いこんでいた。子供だけではなくて、大人もプレゼント交換するみたい。そしてラスコンとうパンのようなケーキみたいのをみんなで食べます。その中に小さな陶器の人形が入っていて、切り分けたあと自分のケーキに入っていたら、ラッキーな人、紙でできた王冠がもらえます。マドリッドでバネッサが「汽車で食べてね」とラスコンをくれた。残念ながら陶器の人形は入っていなかったけど。これ、めちゃ甘い。クリームやドライフルーツが入っている。カフェでも「ラスコン1ピースとホットチョコレートで1.5ユーロ」とかのメニューも6日まで見られる。
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ホステルに戻ると、今晩はパエリアパーティーをするとのこと。そしてサングリアなどアルコールも1杯無料。同室の韓国人の子は他の韓国人とどこかのレストランに行ってしまったようで、結局陽気なブラジル人男2人と参加。この陽気なブラジル人、ヨーロッパ中を旅して、スペインではほぼ私と逆回りの旅程で長い旅は終わるそう。英語もスペイン語もあまり話せないので、結局彼らはポルトガル語を話し、私のつたないスペイン語でコミュニケーションすることになったが、とにかく陽気でどんどん飲んでいた。途中で他のブラジル人女性3人と男性1人も加わり、みんなで巨大パエリアをほおばった。作ってくれたお兄ちゃんにエビを沢山いれてもらい、満足。
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ただ、この夜、この陽気なブラジル人の1人が大イビキで何度も友人がバシバシ叩いて起こしたが、眠るとすぐにイビキが始まった。しかも金庫に携帯電話を入れていたようで、夜中に電話の受信やらアラームが鳴り、かなり強く顔をバシッと叩いて、「おい、起きろ!!!アラームとイビキをどうにかしてくれ!」と友人がキレていたが、本人は「ムニャムチャ。は??」と話しができる状態ではなく、同室の人たちは結局寝不足になったのである。
そして、彼らは次の日の早朝、グラナダへと旅立っていった。ブラジル国旗マークのついたバッグを一つ忘れて。。。