フルタイムの仕事が見つかる

仕事は、ファイナンスオフィサーです。ファイナンスの一番ペーペーです。会計を勉強しているので、アカウンティングを主に探していたのですが、これもタイミングで、実はファイナンスの方が前職でしていたこととほぼ一致し、運良くこの仕事が見つかりました。

ブリスベンでフルタイムの仕事をどのようにして見つけたかを書き留めておきたいと思います。
1. SEEKという総合求人サイトにて広告を見つける(エージェントを通していない直接の広告がおすすめ)
2. 履歴書とカバーレターを送付する。
3. 1週間後くらいに電話で面接の連絡が着た。(面接の連絡はほとんど電話で、面接にこぎつけない残念なものは、ほとんどメールでの返事)
4. 1次面接
5. オンラインテスト(数字テスト、英語テスト、図形知能テスト、性格テスト)
6. レファレンスチェック(前職の直属の上司とその他の上層部に、私の在籍と能力などの確認)
7. ビザチェック(本当に働く権利があるのかというチェック)
8. 2次面接(レファレンスチェックに時間がかかり、2次面接は免除になる。)
9. 契約書にサイン
10. 仕事開始!

順にもう少し細かく書いておきます。
<応募>
SEEKのマイページには、履歴書を保存しておけるので、ほとんど同じ内容の仕事に応募する時は、使い回しできますが、私はできる限り、仕事内容に合うように書きなおしをしていました。また、カバーレターは面倒でも、絶対に添付した方がいいように感じました。カバーレターの内容には、「どうしてこの会社に応募しているのか」という点がはっきりわかるように書きました。(人材会社通しての応募であれば、カバーレターは不要または適当で大丈夫です。)

<面接>
英語だけの面接、しかもオージーとの面接なんて、緊張しまくりです。面接準備は4日丸々かけました。
自分の履歴を見直して、何をしてきて何ができるのか、どういうことがしたいのかということを英語で書き出した。ネットで(特に人材会社のサイトがオススメ)面接での質問例を全部書き出し、それに対して、自分だったらどう答えるかを全部書き出した。
質問トップ3は、「簡単にあたなのバックグラウンドを説明してください」「なぜこのポジションですか、またなぜこの会社ですか?」「仕事で複数のタスクのコンフリクトがあった時にどうしますか?」です。自分の履歴は、直近のまたは一番関係する仕事を詳しく説明できるように準備。また、全体を簡単に説明できるようにも練習。(説明が長すぎると、面接官に途中で質問されて、最後まで説明できないリスクがある。短すぎると、履歴書と変わらないじゃん、という話になる。このバランスが一番難しいと感じた。)なぜこの会社かは、会社のアニュアルレポートを読んで、会社のモーットーとか、最新の業績がどうだったのかなどを調査。コンフリクト(同時にしなければならいことが起こった時にどう対処するか、優先順位など。)に関する質問は、あらかじめ使える事例を用意。面接官をネットで調べて、特にLinked inで彼らのバックグラウンドと顔を覚える。その他、面接官に関する記事などがあれば読んでおく。
実際の面接を想定して、夫バズに面接官役をしてもらい、合計4回練習。スムーズにいっても1回の面接練習は1時間、バズのコメントとか、私が英語に詰まったりしていると2時間半くらいはかかる。夫なのに、真面目な顔で質問されるだけで最初の2回はドギマギしてしまった。何度も同じような質問を違う言い方などで質問してもらう。その後、バズの妹さん(他の会社の人事部勤務)に面接官役をしてもらい、ダメだしをしてもらう。やっぱり人事部だけあって、色々と鋭い指摘をもらって、かなり有益だった。
面接前は、そもそも質問の意味がわかるだろうか、とか、全く予期せぬ質問されたらどうしよう、とか、何よりも緊張しすぎてわけわからなくなるんじゃないかとか、色々考えててしまいました。
当日、面接は、直属の上司と、ジェネラルマネージャーと人事の3名。レセプションに名前を告げて待っているところで、面接官らと鉢合わせしたので挨拶(事前の調査で私からでも面接官の顔がわかった)。そして、さっき会ったけど、面接室に入り、再度挨拶。面接室に入るなり、「いらっしゃいませー」と言われ、かなり笑ってしまった。予想外の日本語が来た!でもそれで緊張もほぐれたので、さすがだなあ、と思った。質問内容は、上記トップ3の質問に加えて、予想よりも、技術的な質問が多くて安心。技術的な質問は、今まで何をしたかなどを答えるだけでいいので。人事からの質問は準備済みだったのでセーフ。「あなたの強みは何ですか?」とか、「何か質問ありますか?」など。そうそう、こちらからの質問は絶対に準備しておくべしです。どういう質問がいいかは人によって違いますが、私の調査によると、「会社の文化はどういう感じですか?」とか「チームの今年挑戦することは何ですか?」といった質問はどのポジションでも対応可能な気がします。私は残念ながら、この二つはこちらが聞く前に答えられてしまったので、他の技術的質問をしました。

<オンラインテスト> 合計約45分
まさかのオンラインテスト。初挑戦です。どういうオンラインテストかは、事前には「数字とか性格とか」という感じでしか知らされたいなかったのですが、ネットで調べて、無料で練習できるサイトがあったので、それで練習。
<数字テスト> ビジネスシチュエーションに沿ったもので、何%利益とか、あとは数列の問題とかでした。
<図形テスト> IQテストみたいなもので、次に来る図形は何かとか、仲間はずれの図形はどれかといったテスト
<英語テスト> 長文だったらやばいなあ、と思っていたけれど、英単語で、仲間はずれを探せとか、対義語はどれか、といったものでした
<性格テスト> 全部で200問を30分ほどで終わらせないといけない。質問は、「怒りやすい性格ですか』とか「嘘をついたことは一度もない」とか、直感で答えるもの

<レファレンスチェック>
これが一番難関でした。これは、ヨーロッパはもちろんオーストラリアでもほとんどの会社でしています。日本でこのチェックがないのが今では不思議です。これは、応募した会社が、前職の直近の上司と、その他の上司(同僚は不可)に電話やメールで連絡を取り、私が本当にその会社で働いていたか、また履歴書に偽りはないか、どういう人間だったのか(真面目に働いてたか)を調べるというものです。ロンドンとブリスベンの時差は10時間で、業務時間中に電話でレファレンスを取るというのは、難しく、メールになりました。私の前職の上司は全員日本人で、日本の文化にはレファレンスがないので、どのくらい重要かという認識の違いもあったと思います。このレファレンスチェックが終わるまで、契約書は保留となります。もちろんみんな仕事で忙しく、いちいち返事してられないという状況も分かりますが、数日経ってもレファレンスが取れない場合は、せっかくの話がなくなってしまうことも考慮しておかなければなりません。オーストラリアの夜中に前職の上司に電話をして、お願いし、やっと無事に終わりました。ロンドンでの仕事が円満退職できてて本当に良かったです。これが、変な辞め方だったら、レファレンスもらえていなかったと思います。
<2次面接> 当初は予定されていましたが、なぜか免除に。レファレンスチェックが終わるとすぐに契約書が送られてきました。

<お給料>
求人広告に給料が明記されているものもありますが、多くが記載されていません。オーストラリアでは、最初の面接でお給料がいくらか聞くのはタブーとされているらしいです。仕事内容から、大体予想するしかないですね。私の場合は、1次面接通過の後、人事部から連絡があり、私がいくらを希望しているのか聞かれました。これもクセものです。安すぎる給料を提示すると、会社から足元見られて、正当な金額より安くなるリスクがあります。かといって、高めを提示して会社の予算を超えると他の応募者に仕事を取られるリスクがあります。私は、相場の金額を提示して、追加で、すごくこのポジションで働きたいということを付け加えました。すると、人事から「私たちはもう少し多く払えますので、きっとパディさんもハッピーに働けると思いますよ。」と言われ、「しまったー、低く提示したんだわ。」と思ったけれど、結局予想外にいいお給料で契約できることとなり、本当にラッキーでした。オーストラリアの就職活動で感じたことは、ロンドンよりもオーストラリア人はお給料にあまりうるさくない、ということです。みんなお給料が少々よくても悪くても、まあみんな普通に生活できて家族がいれば幸せだよねー。という感じです。あったに越したことはないけどさ。特に田舎だと、自然がいて人がいて、普通に食べて楽しく過ごすことができるお金があれば、いいんじゃない、と本気で思います。それでも北欧のように福利厚生良くないので、医療費とか年金とか切実な問題だとは思いますが。

さて、契約書にサインしたので早速仕事開始です!
オーストラリアで働くってどんな感じなんだろう、ということは追ってお伝えできればと思います。
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非日系企業で働くこと

前回のブログで触れたように、フルタイムの仕事が見つかりました。クリスマスとニューイヤーを考慮すると、自分でも結構早く見つかってラッキーだったと思います。会社は街の中心地にある、オーストラリアの会社で、日本人は一人もいません。日系企業は避けようと思っていたけれど、本当に非日系企業で働けるなんて、夢のようです。そういえば、人材会社との面接でも、誰一人として、英語能力について指摘してこなかった。それは、私の英語が決していいというわけではないけれど、おそらくオーストラリア人が移民慣れしているのだと思う。

日系企業を避けた理由は下記です。

1. 現地にある日系企業で現地社員として雇われると、お給料が低く設定されることが多い。(これはおそらく、まさにロンドンで就職した当時の私のように、専門スキルが特になく、日本語ができるという以外は取柄がないけれど、働かせたら使えるという求職者が多く、お給料が安くても人材が楽にそろうということ。)

2. キャリアアップの可能性が非常に少ない。(上層部はほぼ駐在員で占められており、キャリアアップができる環境であったとしても、マネージャーになったところで、若手駐在員の給料には到底かなわない。)

3. 日本人であるというだけで、日本人オヤジ達にこき使われるリスクが高い。(古き日本の体制がいまだに残っている会社のみ。そうでなくても、非日本人に対する接し方と明らかに差があり、日本人である自分と日本の文化と外国であるという事が、拮抗する。)

日本企業で働く利点は、適度に日本語が使えて、自分でも気づかないストレスが発散できる。また、日本の新聞やお土産や、美味しい日本食レストラン情報など、日本文化に触れる度合いが高いので、適度に癒される。

非日本企業に挑戦したのは、日本語を使いたくないとか、英語を使いたいとか、そういった理由ではありません。むしろ、日本語とか日本文化が恋しく、オーストラリアに来てから一人も日本人と対面で話していないので、道行く知らない日本人に話しかけそうになったこともあります。もしブリスベンでパディントングッズを持っている私を見かけたら、声かけてください。

パートの仕事をやめる

パディ氏は、やっとフルタイムの仕事を手に入れました。その詳細は後日として、今回は、パートの仕事をやめるの巻。

2週間ちょっとしかも週に2,3回という少ない日数で働くパートは、私に引継ぎをしてくれた人がいなくなった次の日に、すでに暇になりました。あんましすることないなあー。しかたないので、大量のデータ集めなどをしました。いままで言われたこと(暇になるから、ラジオでも聞いてもいいよ等。)がなんとなくわかった。そして、ちょうどいいタイミングでフルタイムの仕事が見つかり、この短い期間のパートをやめることにしました。1週間単位の契約パートだったので、すぐに派遣会社と上司に退職届を出し、次の日にはすぐに新しい人が派遣会社から送られたのでした。引継ぎは2日間のみ。簡単な仕事だから1日でも足りると思っていた。私に引き継いでくれた人はとても丁寧に教えてくれて、それでも2日目にはすでに物足りなさを感じていたので。私に引き継いでくれた人、こんなに早く私が辞めてしまって、申し訳ない気持ちで一杯だけど、生活していくには、フルタイムの仕事が必要なんです。

次の日に送り込まれたパートの人は、50代くらいのおばちゃんで、2日の引継ぎは悪夢でした。2日目には、引継ぎがしんどすぎてちょっと胃が痛くなった。この新人おばちゃん、老眼でマニュアルの文字が読めないという致命的な問題。パソコンのキーボードの入力方法からしてパニック。基本的すぎること(ワードファイルを保存する方法等)がわからないのを棚に上げて、マニュアルに書いていないと文句が長い。人の話を聞かず、関係のない話がやたら長い。(自分の名字がいかに頻繁に間違えられるかを30分ほどする。止めようとすると、シッと制される。どうでもいいことに細かい(古い新聞を捨てるタイミングが、適当にたまったら、というのが聞かず、しかたなく「じゃあ1週間たまったら捨ててください」というと、1週間以上前の新聞を見つけて、やたら説教する)。電話越しの関係ない人と無駄な話が長い。私的な電話がやたら長い。個人で持参した食料の保存場所が気になって仕方がない。私の英語の間違いの指摘が長い。指導方法についての説教が長い。
上記のような色々で、引継ぎは結局全体の20%くらいしか終わらなかった。こういう人に限って、さっさと帰る。そしてタイムシートはバッチリつける。もう私にできることはした。
最後に、おばちゃんが私に、「私は1年くらいずっとずっと仕事を探しつづけて、この会社が入っているビルの一つ一つに履歴書配りまくって、やっとこの仕事が見つかったから、とっても嬉しいの。次の勤務日から私一人で全部しなきゃならないから、全然できなくてクビになるのが怖いのよ、本当は。」と言った。
そうか、おばちゃんも、おばちゃんなりに頑張っていたんだね。ボロクソに言ってごめんね、おばちゃん。
私は、上司含め会社全員に、短期間での引継ぎだったので、おばちゃんが色々できなくても、どうか辛抱してください、そしてサポートしてあげてください。というような趣旨のメールをした。おばちゃんには、「老眼鏡をもってきて、マニュアル通りにすれば、絶対にできるし、あなたならできるから、安心してください。2日間の引継ぎという短さでご迷惑おかけしました。」と伝えた。おばちゃんと私は最後にハグをして、さようならしたのでした。

おばちゃん、がんばって仕事して生きていってください。人それぞれのキャラクターがあるし、それぞれの力量がある。すごくがんばってもうまくいかない人もいれば、あまりがんばらなくてもなんとかなっている人もいる。それは、人生の不公平だからさ。私は私で、その不公平を受け入れつつ、自分にできること最大限の事をするよ。

オーストラリアでパートの仕事を始める

実践仕事面接当日。バスのパスがうまくチャージできず、残高がマイナスに。バスに乗るときに「残高が足りません」と出た。。。でも運転手さんがとても優しくて、「今回は乗っていいよ。」と言ってくれました。ありがとう!これでダメだと言われたら、タクシーで行くところだった。

職場の人達はとても優しく、英語もわかりやすくて安心しました。3時間ほどたった時に、「今日、4時間以上働くことも可能ですか?」と聞かれたので「もちろんです!」と答え、そのまま採用になったのでした。上司との簡単な面談でも「君の職歴からするとちょっと簡単で暇な仕事かもしれないけれど、もしすんごく暇になったら、雑誌を読んだり、そうだ、会計の勉強をしていると言っていたから、会社で勉強したらいいよ。会社にいる間はお給料払うから心配しないでいいいよ。」と、なんともびっくりなゆるさ。私は、生真面目なので、「会社で働いている間は、仕事がなくても自分で仕事を作り出して会社に貢献できるように努めます」と答えたところ、みんな目をまん丸にしてびっくりしたのでした。「そうですか。でも、本当に暇になったら、早めに帰っても大丈夫ですよ。時間はフレックスです。そうそう、今度の出社日も、朝は特に何もすることなさそうなので、適当な時間に来てください。8時半からと契約になってますが、9時とか10時とかでも大丈夫ですよ。」

オーストラリアは、仕事とプライベートのバランスが取れていると聞いていたけれど、まさかここまでゆるいとは。この会社がすごく緩いのかもしれないけれど。
ブリスベンは暑いので、全体的にはみんな8時半くらいに早く仕事を始めて、4時とか早めに帰る人が多いみたいです。男性女性関係なく、子供の送り迎えなどもあるし。また、昼休みも日本みたいに1時間きっちりではなく、30分くらいでさっさと切り上げて(だいたい美味しくないサンドウィッチ食べたり)、早く家に帰りたい人が多いみたいです。ずいぶんと働き方が違うんだなー。なんかいいかもー。

オーストラリアでパートの仕事が見つかる

ここブリスベンで、パートの仕事が見つかりました。

<年末年始の就活>
10月末オーストラリアに移住:TFNやメディケアなどの登録をする
11月初~12月1週目:田舎の農場にいたので、オンラインで履歴書をおくったりスカイプ面接をするも、結局のところ実際にブリスベンにいないので、なかなか進まず。ここでチャンスを逃したような。。。
12月2週目~1月2週目:ブリスベンにいたものの、企業がクリスマス休暇で求人が減る。数少ない求人でもとりあえず応募するが、人材会社との面接しか入らず。
1月は特に、クリスマス休暇からみんな帰ってきていないので、ほとんど何もなし。
1月3週目:やっとパートの仕事が見つかる 

ちなみに、この仕事を紹介してくれたエージェントは、大手エージェントで、クリスマス休暇中に、オンラインで仕事に応募し、エージェントと面接したところ、「ああ、その仕事はもう足りてるんで、残念ながら今のところ、あなたの経験に会う募集はまったくないですねー。そのうち募集がかかったら連絡しますねー。」という手ごたえが全く無いものでしたが、1月になって仕事の紹介電話がかかってきたのでした。

週に2,3回のパートタイムで、経理と事務です。フルタイムじゃないし、仕事内容も難しくなさそうなので、エージェントから連絡を受けたとき、この仕事の面接を受けるべきかどうか、迷いました。
でも、「そういえば、完全に日本語が使えない環境で働くのって初めてだ。」
と思い出し、オーストラリアの会社で全員オーストラリア人(他の国籍の人も英語が母国語の人)の中に飛び込むこと自体が、まずは挑戦なのではないか、最初は仕事内容は簡単な方がいいのではないか、と思い、面接を受けることにしました。そうなんです、エージェントもオーストラリアの会社で、担当者の電話の英語がいまいちわからなく、結局メールをしてもらったという状況。これは、仕事内容云々の前に英語だ。。。

さて、面接ですが、「WORKING INTERVIEW」だと聞きなんじゃそれ?と人材会社に聞いたところ、「実際に4時間仕事をしてもらって、採用するかどうか決めるシステムです。もし不採用な場合でも、その分の時給は私たち人材会社がお支払いします。」とのこと。へー、普通の面接よりも緊張しないかもー。ちょっとまてよ。4時間の間にパフォーマンス出せなかったら(または会社の人の言っていることが意味不明状態など。)、不採用になる屈辱が待っている。でも、4時間分お給料もらえるなら、やってみようか。ダメでも失うものはない!
つづく。