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プーさんの村に行くの巻

「くまのプーさん」は実はイギリス人の作家の物語。てっきりアメリカとかカナダとかかなぁなんて思っていたけど。プーさんの舞台はロンドンから電車で約1時間のハートフィールドというところにあるので日帰りで観光できる。
ヴィクトリア駅から国鉄に乗って約1時間。しかし、表示が目的地まで電車の後にバスと書いてある。チケット売り場の人に聞いても表示通りだとしか言わないし、なぜ途中からバスになっているのか、理由も謝罪もまったくない。「バスに乗り換えたら着くんだから、何が問題なんだ?」といわれる始末。イギリスの国鉄というか、ヨーロッパもほとんどそうですが、気づいたら発車している。ギリギリまでゆっくりしていると、乗り込もうと思ったときに静かにドアが閉まり行ってしまうことも。なんどそれで涙をのんだことか。日本のように、出発しまーす、ピー、など騒がしくしない。(よく聞くと、ちょっとピーと鳴っていることもあるけど)。とにかく代替バスに乗り換えて、プーの村の最寄り駅まで到着。そこからさらにローカルバスにのって20分ほどかかる。プーの村に行く人が沢山いるだろうから、誰かについていこう。なーんて甘い考えをしていたら、気づいたら誰もいなくなっていた。。。。みんなどこに行ったのか?バスの乗り場がわからない。そこに、中学生くらいの、太ってめがねをかけて青白い男の子がやってきて、「プーの村にはね、何番のバスが何時に来るから、あの乗り場で待ってたらいいよ」と教えてくれた。時間と路線図を完全に把握し、しかもなんとフレンドリーな対応。学校の制服着てるし、どうみてもヲタクの青年が自らボランティアで道案内をしているとしか思えない。バスが停車するたびに運転手とも「今日はとてもいい天気ですね、安全運転でお願いします」などと挨拶をし、ちらほらくる旅人に道案内をしている。さて、私が乗るべきバスが来た。青年は丁寧にこのバスに乗ることを再度教えてくれて、運転手さんにも私がどこで降りるのかお願いしてくれた。
「プーコーナー」という土産物屋がこの町散策の出発点になる。そこでバスの運転手さんが降りるように教えてくれた。やっぱ田舎の人はあったかいねえ、ロンドンなんて止まってくれといってボタンを押しても無視されたりするくらいなのに。では、さっそくプーコーナーを見てみよう。さぞかし素敵なプーさんグッズがあるんだろうなあ。
014_convert_20111126070953.jpgプーコーナー
店の外見もかわいい感じだし。手作りのプーぬいぐるみとか?イギリスっぽい限定品などを想像して店に入ると。。。。ジャジャーン。ディズニーのプーさん。。。。ち、違う。。。だってディズニーはアメリカ。。。たしかにプーさんはもはやディズニーの仲間ですが。。。残念です。そんなにかわいくなくてもいいから、むしろ本物の熊っぽいのでもなんでもいいから、ディズニーストアになって欲しくなかった。。。
気を取り直して、プーさんの物語の中で、プーが友達と橋の上から木の枝を小川に落として遊んだ、プースティックブリッジ(プー棒投げ橋)に行こう。地図が必要かと思い、地図を買った。チーン。適当すぎる地図でぜんぜんわからない。地図には橋の絵とか羊の絵とかあるけど、道の名前、まったくわからず。でもとりあえず歩く。「プーの橋」という案内矢印発見。が、分かれ道にちょうど中心を指している。その矢印方向にいったら大木があるだけなんですが。。。。右か左か。カンで右を選ぶ。歩いても歩いてもそれらしきところに着かない。タイミングよく犬の散歩中の老人が道を教えてくれた。やっぱ地図より老人に聞くのが一番だ。いよいよプーの橋の入り口に到着。
017_convert_20111126071248.jpg 「プーの橋」と日本語記載の看板

そこからは、小道を歩き、羊の群れの間を通り、まったくあてにならない地図とにらめっこし、何度か牧場の柵を乗り越え、やっとの思いでプー棒投げ橋に到着!!!道のりは長かった!この橋だけ子供とその保護者がたくさんいる。ああ、みんな車で来るようなところなのね。
024_convert_20111126071544.jpg橋の近くに、「プーとピグレットの家」発見!!プーって、こんなに小さいんだ。。

さらさらと透明な水が流れる小川にかかる小さな橋。木の枝を流して競争だって?そんなに面白いのか?子供たちは、「あと1回だけー」とダダをこねている。よし、私もやってみよう。適当な枝を拾って、橋の上から落とす。あっ。。。一瞬で枝を見失った。今度は目印になりそうな葉っぱがついている枝で挑戦。あっ。。。葉が邪魔でほかの枝にひっかかる。ずっと動かない。10回ほど挑戦して、ちょうどよい重さ、太さ、色、長さの枝を必死に探した。気づいたらもう誰もいなくなっていた。。。これは公式競技ガイドが売られているほど意外とハマる遊びのようです。落ち葉や枝でできるので環境にも優しいし、無料でできる自然の遊びは本当にすごい。
026_convert_20111126072022.jpgプー棒投げ橋

さきほどのプーコーナーでそういえば、「プー棒投げ公式競技ガイド」なるものが、英語と日本語で販売されていたのが納得なくらい、夢中になれる。それにしても、ガイドブックも英語と日本語というのは、この場所はよっぽど日本人に人気があるんだなあー。でも日本人が見当たらないけど。公式競技ガイドをちょっと立ち読みしたところ、このような記載があった。「まずは友達に食糧を調達してもらいましょう。」。そう、橋の周りには、なーんにも店がない。そしてプーの物語にでてくる100エーカーの森というくらいの森。。。あまりの空腹に、地図に示されていたそのほかの見どころは一切見ずに戻ったのでした。戻るにも道に迷うわで人苦労だった。そして、さきほどのさびれた(そしてディズニーに支配された)プーコーナーにて、クリームティー(スコーンと紅茶のセット)を食べる。これが予想外においしかった。やっぱりお腹がすいているとなんでもおいしいです。暖かい日差しの中、童心にもどって、プーの塗り絵までしてしまった。帰りのバス乗り換えの場所で、なんと、あのヲタク少年がまだ笑顔で案内をしていた。バス会社か鉄道会社の案内係に就職したら、すごくいい社員になるだろうなあ。。。
ところで、プーさんのお話をあまりしらなかったので、小さな絵本を買いました。挿絵がやさしくて、すごくかわいい。お話も、子供用の話のようで、実は結構哲学的な内容だなあ、と思いました。
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