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34歳の誕生日に気付いたこと

先日、34歳の誕生日を迎えました。特になんの節目でもないのですが、2つの点に気付いた日でありました。
images_convert_20140929040145.jpgThe Shard (pic from telegraph)

最近ではフェースブックやLINEなどで、遠くにいる友達や、そこまで仲良くない知り合いとも簡単に連絡がとれるようになりました。誕生日には、友達リストの誰が誕生日か教えてくれる機能もついています。(私は毎日はチェックしていないので、お誕生日メッセージが漏れていると思います。ゴメンなさい!)自分の誕生日には、多く(私にとって多く)の人からメッセージを頂き、本当にうれしかったです。

イギリスの基本的な習慣として、お誕生日の人自身が自分の誕生日やお祝いなどを主催するということがあります。日本と反対なのです。よく考えると、そのシステムは合理的かつ納得できるなあ、と思います。合理的というのは、違う友達のグループでも、自分が主催するので、同時に祝うことができる。というもの。(なので、違うグループの友達同士が出会う機会も多い)。そして、納得できる点は、友達や家族など周りの人たちの支えがあって、こうしてまた誕生日を迎えることができることを感謝できることです。(なので、主催者が費用を負担することが多い。)このような点を、いまさらながら再認識し、自分は幸せなんだなあ、と思ったのでした。

それから、個人的なテーストが変わって来ていることにも気付きました。
ロンドンで今一番話題の、シャードというヨーロッパ(ロシアを除く)で一番高い高層ビルのバーに行きました。シャードは306.9メートルで、オフィス、住居、レストランとバー、展望台、シャングリラホテルがあります。展望台は事前割引チケットでも約25ポンドします。スカイツリーが634メートルですから、まあ日本人から言わせてもらえば、そんなに高くはないです。でも、ロンドンはビジネス街以外は高い建物がないので、シャードがものすごく高く聳え立っているように見えます。X線の荷物検査を通って、32階の直通エレベータで、バーへ。簡単なドレスコードがありますが、ほとんど大丈夫。中に入ると高さのあるモダンなバーおよびレストランがすぐ目の前にあります。観光客が沢山いて、写真を撮っているわ、音が響くから人の声がワンワンするわ、客層は観光客と若者が中心で、なんらそこらのパブと変わらない雰囲気。そして、レストランとバーがつながっているので、バーで飲んでいても、ふんわり中華料理の匂いがするという、B級な雰囲気が漂っていた。もっとゆったりと静かに景色を見ながらカクテルをちびちび楽しむのかと思っていたので、ちょっとびっくり。これなら、日本のローカルな古い高層ビルに行くのもあまり変わらない。景色も日本人としては、まあ、普通に綺麗な夜景。もしかしたら日中の景色の方がいいのかもしれない。肝要なトイレチェックを2箇所で実施。バーのスタッフが、「ルー(便所という意味)はあっちだよー」と、えらいぶっきらぼうに言われ、うーん。トイレを指す「ルー」というイギリス英語は、レベルがよくわからないけれど、どうも労働者っぽい匂いがする。トイレ自体は、夜景の眺めでまずまずですが、これも、日本の普通のビルからの眺めとなんら変わらない感じ。
なんだか文句タラタラのような文章になってしまいましたが、おそらく33歳までの私だったら、喜んでいたような「話題の高層ビル」に全く心を動かされなかったというのが気付いた点でした。これは自分で本当にびっくりしたことでした。年齢を重ねるに従って、経験値もすこしずつ上がり、ちょっとやそっとでは感動しなくなる不安もうっすら気付きました。そして、「ああ、ジメジメして古いパブのほうがいい味でてるよなあ」なんて思ってしまったのです(オヤジ化?!)。それとも、何もない野原でピクニックシートを広げて握り飯食べるほうが、シャードのカクテルより数倍いいなあ、とも思いました。古いものと自然に対して心が動かされるようになってくる。それが歳を重ねるということなのでしょうか。それとも、単に私の好みが変化しているだけなのかもしれない。

こういうことが、今回の誕生日に思ったことでした。なかなか新しい発見でした。
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