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再会

先日、とある銀行のイベントに出席した。銀行が開催するイベントで、プレゼンテーションのあとに、ドリンクとカナッペが出されるといういたって普通のイベント。プレゼンテーションを見ると、大学の講義をちらっと思い出す。ああ、昔は、教授が言っていた事、あんましわからなくて大変だったなー。今は、特に問題なくわかるようになっている自分。といっても、銀行の人の英語、わかりやすいんです。やっぱり銀行の人達は、ある程度教養があって、辛抱強くて、担当の人なんて、最初はものすごいなまりで早口だったのに、最近ではめちゃめちゃゆっくり普通の英語で話してくれるし、理不尽な事を言わないし、仕事がしやすい。実際、私の事、見下してるなあー、とわかるときもあるけれど、できるだけそれを隠しつつ、辛抱強く耳を傾けてくれているのには、感謝しています。最近、仕事で、銀行じゃない、いわゆる労働者な人達(なんか腕全体に刺青ありそう、とか、金のネックレスしてそう、とかそういう感じの人達。かなりの先入観ですが。)と、連絡とることがあって、あまりの違いにびっくりする。なぜ電話がつながらないー、そして、途中で切ったりー、わけわからないこと言ったりーする、と若い上司が言っていた。はい、電話を受けた感じでもなんとなくわかります。
さて、その銀行のイベントで、なんだか見たことある人を見かけた。ちょっとして思い出した、ロンドンでの学生時代にアルバイトしていたお店の社長さん。アルバイトは、早朝6時とかの窓のない地下にて、モグラのように作業服を着て黙々と単純作業をするものだった。英語にまったく自信のなかった私が選んだ最初のバイト。そこで、時々現れた社長。新しいアイディアを持ってきては、モグラの親分に指示を出し、その人から、奴隷に命令されるように、何かしら指示され、私は唯々命令に従っているのだった。社長は遠い雲の上の存在な感じで、特に悪い印象はなかったけれど、逆にカリスマを感じられるわけでもなかった。でもきっとカリスマ社長になりたいのだとははっきりわかった。
社長さん、そのイベントで私に気づくわけでもないし、私のことを覚えてはいないだろう。もう5年ほど前の話だ。そして私は小さなモグラ集団の一匹にしか過ぎなかったのだから。結局名刺交換もせず、目も合わせないようにした。でも、そのイベントを主催する銀行から、その社長さんと私とが、同じレベルで招待され、同じ空間になんの上下関係もなく、単なる出席者という名目でいた事が、なんだかとても嬉しかった。今でも、きっと、勤労学生モグラたちが毎日毎日早朝から、労働者と酔っぱらいしか乗らないようなナイトバスで通勤して、せっせと働いているんだろうな。モグラ達よ、きっと明日は明るい!
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