ペイントボール

イースター休暇のはじまりはじまり~。例のごとくヨーロッパ人はほとんど国に帰り、日本人はヨーロッパなどを旅行し、その他アジア人などが少し残っている。イースターは4月24日の日曜日で、休暇は4月の終わり2週間だけ。

私は、このイースターもイギリスに残り、ロンドン近郊を少し訪れようかと思っている。そこで、イースター休暇を楽しもう第1弾は、ペイントボール。ペイントボールはイギリスではかなり有名らしい。暖かくなると、ペイントボールに行くといいうのが、ロンドンっ子の夏の遊びだと聞いたので(本当かどうかは定かではないが)行ってみた。
ペイントボールは、ボールに色を塗る作業ではない。いわゆる戦争ごっこで、色がつく「弾」を使うのでペイントボールと言うのだと思う。こっちに来て思ったが、「ソルジャー(兵士)」の格好をして遊ぶアクティビティが結構多いように思う。そして子供から大人まで。。。このペイントボールというものは、自然の木々の中に、戦車やら村などが作られていて、それぞれのステージの中でバンバン銃を撃ち合うというもの。
なので、場所が郊外。車がないので友達9人と電車で約1時間。着いた駅はとてもいい感じに田舎の駅でした。無人で改札もない。そこから歩道のない道路を歩くこと30分。夏のような快晴だったので、みんな少年少女になった気分で歩いた。ちょっとスタンドバイミーを少し思い出す風景のようだった。そして着いたところは、なんとショベルカーが作業をしている荒れ地。。。。もしかして、つぶれた?と思いきや、突然イケメンのスタッフがどこからともなく現れて、案内してくれた。その奥にペイントボール会場があった。

到着するとすぐに、防御ベスト(女性と子供のみ)とつなぎの黒い長そで長ズボン。そして目のところだけガラスになっていて、鼻と口も装備されている、完全装備のヘルメット。それからペイントボール(これが弾)を150個受け取り、いざ出発。と思いきや、私たちが初めてで準備にてこずり、1ステージ目を逃してしまった。。。だって、参加者ほとんどイギリス人で毎年来ているような人。大人男60%女40%そして小学生くらいの子供10%くらい。団体家族もけっこういた。みんな車で乗り付け、準備が早い早い。
paintball suit残念ながら写真はないが、このような格好。
仕方なく次ラウンドから参加。全部屋外なので、快晴でよかったが、長そで長ズボンにヘルメットとグローブなので結構暑い。ゲートを入るときに、ヘルメットの装着をチェックされ、中に入ると銃(ペイントボール用)を渡される。その銃に持っている弾を入れて、いざ出陣。そうそう、私はオレンジ色チームでいつも白色チームと戦うことになる。案内された場所は、丸太で橋のようなものが作られているステージ。それぞれのチームは15人くらい。インストラクターがこのステージの説明をするが英語があまりわからず、かといって皆イギリス人の中で「わかりませーん。もう一回説明してくださーい」と言えず、とりあえず誰かについていってルールを簡単に教えてもらった。このステージは、1つの岸にオレンジチーム、対岸に白チームが陣取り、岸をつなぐ橋の真ん中の旗を取って、相手陣のベースまで持っていくと勝ちとのこと。インストラクターが「アーユー レディ?」と聞くと、みんな「ウォー!」を叫び、戦闘が開始された。全力で橋まで走り、それから木や盾に隠れながら相手を撃つ。これが想像していたより怖い!!相手もかくれているからなかなか見えない。そして私は銃を撃ってもなんと1メートルくらいしか飛ばず、威力がなかった。。。。銃が壊れていたと思う。普通は6,7メートルは飛んでいた。同じチームの男性が旗を取ったので、私はその近辺でうろうろするしかなかった。タイムオーバーまであと1分くらいのときに、誰かが「Kamikaze」と叫んだので、私たちは橋の上まで走り、1メートルくらいしかとばないヘナチョコ銃でも仲間を守ろうとした。そして大きなメンバー達が次々と橋の上で撃たれてしまったときには、ちょっと怖かった。私はもう床にへばりついて、何もできず。戦闘終了の笛が鳴った。もちろん撃たれてもペイントボールなので赤や黄色や緑のペンキがつくだけですが、撃たれた人は手を挙げて戦場の外にでなければならない。はじめのラウンドは、これにて、相手陣地までは行けなかったものの、旗を取ったオレンジチームの勝利。一旦、銃を返却してゲートの外へ。

外では、家族連れのお母さんたちが、ピザやジュースを用意していた。私達は何ももっていなかったので、お腹がグーグー。みんな車で大量に食糧を運んで来ていた。周りは自然だから何もないのさ。
気を取り直して、第2ラウンド!これは、ベトナムの村を再現したようなステージ。4つある家を占領し、敵がいれば敵を全員倒してから家を占領する。さらに村の中心にある井戸に入れば、勝ち。笛の合図と共に、私はかなり大柄な男の人について走った。そして家を1つ占領し、家の窓から射撃した。窓から入ってきた銃弾(ペイントボール)が同じ家の中にいた友達の顔面(ヘルメットしているので大丈夫)に当たったった時は、本当に怖かった。これが本物の銃なら。。。と考えると。。。その子が当たった衝撃で棄権し、同じ家にいた男性も頭に弾があたり、かなり痛そうだったので私もついでに棄権した(当たってないけど)。終了間際、2人の男性が井戸に全力疾走し、1人は撃たれて倒れ(当たった場所が悪ければ、本当にかなり痛い。)、もう一人は井戸の中に入って、またオレンジチームが勝利した。なんだかうれしいけど、銃にまだあたっていない私でもちょっと怖くなってきた。そしてこの作りがなんだかベトナム戦争のようで。(ベトナム戦争体験していないけど、よくもまあ、こんなものを作るなあ、と思った。)そして同じ場所での2回目。また家を占領し、また銃が壊れているのを直しているところで、流れ弾が腕にあたった。めちゃくちゃ痛い!!こんなに痛いとは思わなかった!!!井戸で撃たれて倒れた男性の気持ちがわかる!胸とお腹の周りは防御ベストがあるからあたってもそんなに痛くないらしいが、腕や足はかなり痛い!!友達も足を撃たれ、退場する途中で脇腹を2発撃たれてヨロヨロ退場した。
そして、最終ラウンドは、ドラム缶が積んである場所。ドラム缶に隠れながら相手陣に攻めていき、相手を全員退場させれば勝ち。やっと最終ラウンドにて私の銃が正常に操作できたので、どんどん撃つこともできたけれども、2ラウンドでうたれた腕がまだ痛くて、なんだか怖く、大きな男の人の後ろにチョロチョロついて回った。第2ランドも同じ人についていったが、どうも狙い撃ちされているようで、どんどん弾が飛んでくる。最終ラウンドにてやっと気付いた。この大男の服に的の絵が。。。ああ、それでみんな狙って撃ってたのね。そんな人について行ってたことが間違いだった。。。
最終ラウンド最後は、仲間も撃ってよく、最後に誰が残るか、というものだった。あまりに恐ろしくて私は自主退場。笑。大男の撃ち合いになっていた。もちろん。

このペイントボールで撃たれたところは、しばらくして大きく腫れ、アザになるのかわからないけど、数日してもまだ痛い。最初の説明で、試合中にヘルメットは絶対にはずさないこと。はずすと当たった場所によっては、歯がおれたり失明したりすると注意された。めちゃくちゃ怖い!でもヘルメットをしていれば安全なのだけど。
それにしても、この遊び、思っていたよりも本格的に戦争体験風だったので、恐ろしかったが、イギリス人達はテンション高く意気揚々としていた。やっぱ男の人って戦争ごっこが好きなのか?そして、撃ち合いを推進するような教育もよくわからない。子供集団で来ていたり。たぶんチームワークを養うという目的なのだろうが。確かに、チームのメンバーを見ているとキャラクターがわかる。じっと安全な場所に隠れている人、誰かの後ろについていく人、果敢にもリスクをとるが計画性がないためすぐに撃たれる人、慎重に行動しつつここぞという時に先頭を切って行動できる人。。。いろんな人がいる。これが当たっても全く痛くない弾だったらきっとみんな勇敢になれるのだけれど。

とにもかくにも、無事にゲームを終了することができてよかった。そしてもう怖いので参加しなくてもいい。。。最後に「トップガン」ならぬ、「腰ぬけ野郎」の証明書をもらってペイントボールの日は終わったのでした。
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