コーンウォール紀行3日目 Penzance →Marazion→Penzance →London

朝食は宿で食べた、イングリッシュブレックファスト。ソーセージにフライドポテトにベーコンに卵に焼きトマトに焼きマッシュルームにクロワッサンにフルーツにドリンク。ガッツリ栄養をつけて、3日目はセントマイケルズマウントへ。そう、フランスの「モン・サン・ミッシェル」は英語にするとちょうど「マウント・セント・マイケル」じゃん!!
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ペンザンスの町自体は特に興味がわかず、何も観光をせずにすぐにマラザイオンへ。そこまでは、またローカルバスで往復チケットを購入。ローカルバスだけど、二階がオープンになっているバスだったので、ものすごく観光客であることを実感。天気がよかったので、二階に座ったら、バスが走り出すと、まるでジェットコースター。田舎だから道もスムーズでバスも結構スピードを出すし、風がものすごい。それであっという間(10分くらい)でマラザイオンに到着!ペンザンスの町からも、セントマイケルズマウントが見えたけど、マラザイオンはその入り口のような地点。バス停はただ標識があるだけだったけど、ほとんどの乗客が降りたので、続いた。
セントマイケルズマウントは、まさしくモンサンミッシェルのごとく、丘のような島の上に城(要塞としても使われていたが、現在屋敷らしい。)があって、干潮時にはそこまで約300メートルほどの道が海から現れるので、陸から歩いて渡れる。私が到着した午前11時ごろにはすでに道が現れていて、沢山の人がどんどん吸い込まれて行っていた。潮の引いた浜辺は海藻がうじゃうじゃあり、黒っぽい泥のようなところを歩くと、石畳の幅約2メートルほどの道が現れる。なんとも幻想的で、とっても楽しい。まるで自分が城に招待された特別な客であるかのような妄想をしてしまう。
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さて、現地につくと、さっそくチケットを購入。ナショナルトラストなので、メンバーになっていれば並ばずとも入れる。ああ、私も会員になっていたら、今頃絶対元とれていると思う。これからイギリスに行くみなさん、会員になることをお勧めします!チケットカウンターで私は「大人のチケットください」と言ったのに、係のお姉さんが「お子様とのセット券でいいですか?」とまじめに聞いたので、びっくりした。「子供いませんけど。。。」彼女は、私の巨大バックパックを見て、子供だと思ったそうで、笑い転げた。(笑い転げるという表現がぴったりなくらいに笑ってた。)私は私で、母親と間違われる年齢になったものだなあ、とちょっぴりショック。
あまりにも荷物が大きいので、入口でチケットの確認をしているお兄さんにお願いして、お兄さんの小屋に預けた。この兄ちゃんも笑い上戸で、「チ、チケット拝見。ラブリー、サンキュー、うひひ。チ、チケット確認。うひひ。ラブリー。へへへ。サンキュー」という具合にいちいち笑う。貴重品だけは持って、身軽になって丘を登る。かなり急な坂なので、歩きやすい靴で来てよかったー。と思った。ここは、伝説によると、かつて巨人がいたそうで、「巨人の心臓」たるものがあった。みんなその標識の後ろにある、巨大な岩を巨人の心臓だと思い、「へえー、やっぱ巨人の心臓はでかいね」などと話しているが、実際は標識の下の石畳の石の一つが約10センチばかりのハートの形をしていて、それがジャイアンツハートなのである。面白いことに、大人たちは巨大な岩を見上げて歩き、子供たちは小さなハートに気付くのである。

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いよいよメインの城に着くころには結構疲れていた。ちょうどイースターだったので、エッグハントをする子供たちが、城の内部にちりばめられた卵を探すゲームに参加していた。城内部には様々な部屋や調度品があり、チャペルもある。ナポレオンの肖像画なども飾られていたなあ。あと、カミラさんの写真とか。(カミラさんは、コーンウォール侯爵夫人なのである)。
笑い上戸のお兄さんから荷物を返してもらおうとすると、お兄さんは何やらチケットの確認で忙しいそうで、(あまりに丁寧に確認するので、チケットを持っていない中国人グループがすりぬけてたよ。)「へへ、ごめん、忙しいから小屋から荷物自分でとっていいよ」「って、お兄さん、鍵はかかってないの?」「うん、鍵ないよ。うひひ」。。。。
帰りの下り道をゆっくり歩いていると、2日目のランズエンドやそれからのバスで見かけた、スペイン人男性&日本人女性のカップルにまた偶然会った。彼らはペンザンスから1時間半かけて歩いてここまで来たそうな。彼らと一緒に、またコーンウォール名物「コーニッシュパスティ」を食べ、楽しく会話をした。彼らもロンドンから来て、そして、私と全く同じ日程で同じルートだった!日本語のガイドブックに紹介されているルートだそうな。全然知らなかったよ。
私はそろそろロンドン行きの電車があるので、と午後3時半ごろ彼らにさよならを言った。「早くこの島を脱出しないと、潮が満ちて取り残されるぞ。なーんてね。ははは。」と言われたけど、彼らはまだもう少しレストランでゆっくりする様子だった。
帰りの魔法のような道を渡っている半ばくらいで、なんだか道に水が押し寄せてきている気がする、と思った1分後にはかなり潮が満ちてきていた。早歩きで歩いて、後ろを振り返ると、すでに後ろの道は水に覆われていた。しばらくすると、もう道が閉鎖されたのか、道を渡ってくる人はいなくなり、途中に取り残された女性一人がくるぶしくらいまで水につかって、靴を両手に持って、慎重に歩いてくるところだった。そして数分のうちに、魔法の道はもう全く見えなくなってしまい、小さなボートが走るようになったのです。こんなに早いスピードで潮が満ちるとは思わなかったなあ。そして、完全に島となったセントマイケルズマウントに取り残された例のカップルを想像して、ちょっとおかしかった。(道がなくなっても船が出るので、ご心配なく。)

Cornwall+082_convert_20120414050009.jpgCornwall+088_convert_20120414050122.jpgそして島になった。

こうして、幻想的な世界から、現実の汚く臭いパディントン駅(おっと失礼、パディントン氏の駅なのに!)に戻る電車に乗り込んだのでした。車内はガラガラなのに、またもや進行方向と逆の席。そして、酔っ払いがクリスマスソングを大声で歌い(隣の車両なのに聞こえる)、大型犬が吠え(車内によく犬がいる)、「世界の車窓から」の電車とは全く別世界の、現実の電車の旅5時間なのでした。
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コメント

コメントありがとうございます

コメントありがとうございます。コメントいただいた方のお名前とパディントン氏の名前が記載されていましたので、申し訳ありませんが削除させて頂きました(このブログはどなたでもご覧になられるものなので。)頂いたメッセージはパディントン氏の心のアルバムにしまっておきます。仕事もなれてきたところで、色々ハプニングもありますが、元気にやってます。引き続き、応援よろしくお願いします☆
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